こんにちは、ひぐまんです
いつもの挨拶で、はじまりましたが、今回は私の名前の由来ともなっている「ひぐま」について知ってほしいと思います
そもそもどうして、「ひぐまん」にしたかというと、すっごい安易なのですが「北海道」と言えば「ヒグマ」だろうなぁと
また、私自身ヒグマにとても興味があり、文献を読んだり、生態を調べるのが好きです
相変わらず中途半端な知識だけどね
ここ最近、北海道では毎日のようにヒグマ目撃のニュースを見ます
2021年には札幌の住宅街でクマが出没し、通勤途中の男性が後ろから走ってきたヒグマに襲われるというショッキングな映像が中継されました
イラストなどでは、とても可愛く描かれる熊ですが、実際は本当に恐ろしく、決して可愛い存在ではないとわかってもらえれば幸いです
今回マジメ路線?
ヒグマの生態
皆さんは、クマと言うとパッと思いつくアニメやイラストで見る可愛らしいクマを想像しませんか
かわいらしいですよねぇ、私も黄色いクマは大好きです
しかし!こんなクマいるわけな~い!
これから、ヒグマについて説明します
ヒグマの大きさ(体長・体重)
オス | メス | |
体長 | 約2.0m | 約1.5m |
体重 | 約150~400kg | 約100~200kg |
体長というのは、二本足で立ちあがった状態ではなく4本足で立っている時、頭からお尻までの長さのことを言います
立ち上がるとゆうに2mは超えるよ
雑食性の動物で、木の実・山菜から、肉・魚までなんでも食べます
ヒグマの寿命は20~30年
生態調査をしている知床で、今までの最高齢は34歳とのことです
ヒグマの1年
冬眠から目覚めたヒグマは、蓄えた脂肪をすっかり使い果たし、とてもお腹をすかせています。通常だと生きている鹿を襲うことはまれなのですが、冬眠あけは弱っている鹿を狙って捕食することもあります
夏に入るころには繁殖期が始まります。ヒグマは3~5歳頃に生成熟を向かえ、繁殖が可能です。オスはメスを求めて行動範囲を広げます。メスは子熊を連れている場合は繁殖に参加しないのですが、オスからしたら、「そんなの知ら~ん」状態で、交尾のために子熊を殺すこともあります
冬眠準備に入るため、たっぷりの栄養を付けなければなりません。川や河口付近に居付き、サケが簡単に採れる時期は、頭・卵(イクラ)部分しか食べず、残りはそのまま置き去りにします。山間部のヒグマはクルミやドングリなど木の実を中心に栄養を採ります
冬眠に失敗(秋に十分栄養が採れない)したヒグマを「穴持たず」と呼び、非常に危険な状態です。
冬眠中は、飲まず食わず、排せつも一切しません。
また、メスは冬眠中に出産して穴の中でおっぱいだけ与えて育てます
内陸に住んでるヒグマは鮭の味を知らないんだ
ヒグマに生まれるなら知床がいいね
実際1年中ヒグマに気をつけなきゃならないね
特に春と夏と秋は要注意だよ
それをほぼ1年中と言うのでは?
ヒグマに遭遇したら
まずはこちらをご覧いただこう
これは知床五胡へ向かう知床公園線にて、私がiPhoneで撮影したphotoLIVEの短い動画をつなぎ合わせました
タイトルトップの画像もこの時の画像だよ
この地域はヒグマ保護地域、ヒグマがいるのが当たり前なので、
ヒグマの方も、慣れているのか車が通っても気にもしないで歩いています
めっちゃ、近くない?
こぐまも可愛かった
この地域へは、もう4,5回は行っていますが、この時初めて野生のヒグマを見ました。
正直、やっと見れた~~!って興奮しましたね
私の車、前の車・対向車もちゃんとマナーよく停車することなく、徐行で通りすぎました、気持ち的には停車して、ゆっくり見たくなりますよね
ここでは、常に「ヒグマが出てくるかもしれない運転」で緊張感をもって走行しているので、実際に出現しても、ある程度は冷静でいられます
ただ、突然の遭遇では冷静さを欠くと思われます。その際の心構えを説明します
車の場合
ヒグマがもし車の方に寄って来たら、クラクションなど鳴らすとビックリして山に逃げ込んでくれますが、子熊などの場合は好奇心旺盛なので、車に近づいて来たり、逆に母熊が子熊を守るために、車に威嚇してくる事もあります
とにかく冷静に、ゆっくりと車を走らせその場から立ち去ってください
徒歩(自転車)の場合
もしも、ヒグマがこちらに気づいていないようだったら、即その場を離れてください
その際は、慌てずに静かに移動し常にクマの居場所を確認しながら移動してください
熊は走って逃げるものを本能的に追いかけます。ヒグマは足も速く時速50~60kmで追いかけてきます
ボルトでも追いつかれる
背中を向けて走るのは自殺行為だね
ヒグマがこちらを認識している場合には、慌てずに持ち物をその場に置き、ヒグマがその持ち物に気をとられている間に、静かに後ずさりしながら立ち去る
食べ物を置いてしまうと、人間は食べ物をくれると認識していまい、人間への恐怖心がなくなり近づいてくるようになってしまいます
と、いろいろ方法を説明していますが、頭で理解していても、いざ目の前にヒグマが現れたら、そんな冷静な行動をとれる自信がありませんよね
結局、どうしたらいいの
遭遇しないことが最善策
それ答えになっていないんじゃ
山やヒグマが居そうなところへ行くには、鈴やラジオを鳴らして人間がいるぞ!とアピールしながら歩くこと!
また、熊スプレーなども常備して、登山や山菜取りなど出掛けてください
ちなみに、熊スプレーは唐辛子成分が含まれており、風向きによっては自分にも被害がでます
喉がめっちゃ痛くなります(体験済)
それでもヒグマを見たいなら
野生のヒグマに遭遇するのは怖いけど、やっぱり北海道来たならヒグマ見たいわ!と言う、そこのあなた!確実で安全にヒグマを見ることが出来る施設ありますよ
登別クマ牧場
♬の・ぼ・り・べ・つといえば、く・ま・牧・場!♪
続いて「クマ牧場!」と心の中で歌った人は道民ですね!
やっぱり最初に紹介するのはここになります
やりたいですよね、エサやり!いろんな格好で気を引こうとしてくれます
ついつい、追加のエサを買ってしまいます
サホロ・ベアマウンテン
もっと自然な姿のヒグマが見たいというあなたには、ここがおススメ
広大な敷地に11頭のヒグマが自然に近い状態で放し飼いにされています!
そこを、サファリパークのように森へバスに乗ってヒグマを探したり、高台の遊歩道を歩きながらヒグマを観察することも出来ます
ここは、結構見ごたえアリ!
旭山動物園
今や全国区となった、旭川の観光地です
ここの「えぞひぐま館」は2022年にオープンしたばかりです
屋内では間近でヒグマを観察できるスペースもあります
ヒグマだけじゃなく、シロクマ館・アザラシ館・オランウータン館ほか多数見どころがある動物園です
最近可愛いと有名なマヌルネコもいるよ
さすが、地元だからPRが長いね
円山動物園
円山動物園も有名ですよね
書くことなくて、困ってる感
札幌の皆様ごめんなさい
この記事書くまで、円山動物園にえぞひぐま館あるのを存じていませんでした
旭川まで来られない方は、ぜひ円山動物園へ
さいごに
ここまで読んで頂いてありがとうございます
ヒグマのことばかりについて書いていますが、生態的には「ツキノワグマ」も同じ習性をもっています!
とにかく、熊は本当に怖いです!間違っても死んだふりなんかしないでください
顔の原型無くなってしまいますよ!
しかし、熊の方もただ自分たちが生きるために一生懸命なだけなんです!
食べるために住宅街へ来てしまう
そして、人間に追われパニックになってしまうんです
山・森は熊の住処、そこに人間がおじゃまさせてもらっていることを忘れないでください。
そして、絶対に餌を与えないでください!
エサを与えた結果を↓に載せておきます、もし時間があれば読んでみてください
知床財団「ソーセージの悲しい最後」
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